2015 0212

多摩美学科試験も無事に受けることが出来、今日で受験週間は終了。私大二つだけと言えど、実技二日×2プラス学科AB両日×2というのはハードだった。ムサビタマビどちらも有名美大ではあるが辺鄙な所にあるので、埼玉→東京→神奈川と往復四時間弱の小旅行をした気分。普段と違う場所へ行くだけで、反対方面の電車に乗るだけで、世界の見え方が新しく新鮮になるからすごいとおもう。人間の心は、どこまでも豊かにすることができる。色々な人の存在も知ることができる。
両親の助言通り、体力面を考えてAB日程両方に出願しておいて良かった。
小論文の問題は楽しめたし、普段埋れている感覚が呼び起こされるのでこれからも些細なことは文字にする習慣をつけたい。
去年は芸大一本だったので私大を受けることは考えていなかったが、本番で緊張してしまい本来の力を出すことが出来なかったし、周りの雰囲気に流され溺れているうちに終わってしまった。だから二回目の今回は受験慣れするという目的で受けさせてもらった。結果とても良い経験だと思う。普段と違うところで実力を発揮する訓練になった。相変わらず見切り発車をしてしまったけれど、これは本命への教訓として絶対に忘れない。



本番は大抵上手くいかないので(うまくいく保証はないし)、落ち着いて、見栄をはらず、自分の感覚で出来ることをするというのが大切だと知る。
オンリーワンという真実が良いとされる環境。そういった「心構え」「誠実であるか」を評価してくれる人達。
見えない普遍の真実を追い求め続ける人類。

もっと頑張りたい。頑張らなきゃ。と言っていたら、年下の子に、頑張っちゃダメなんだよ。といわれ、私は自分の中にもあったその言葉を、さらにもう一つ他人から口移しでもらって、 噛み砕いて味わって舌で確かめてのみ込んで、無言で頷いた。

「ジンクスなんて存在しない、ロジックを見つけることが大事だ。」とある人は言っていたが、私のロジックはどのようになものなのだろうか。